

本記事の筆者
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学名:モリンガオレイフェラ(Moringa oleifera)
和名:ワサビノキ
モリンガは国際連合でも栄養価の高さを認められており、飢餓を救う食物として推奨されている植物です。
スーパーフードという言葉と共に知名度も上昇中のモリンガ。料理や治療薬さらに美容にも使える優れた植物なんです。
性別・年齢問わずモリンガは健康・美容・環境、あらゆる面でこれからも私たちを守ってくれる植物だと感じています。
植物関連の仕事をしてきて、これほど熱中した植物は初めてかもしれません。
小さいころから理科だけが大好きで、当時流行っていたバイオテクノロジーに憧れ、植物のメカニズムや土つくりなどを学び、30年近く植物関連の研究所でバイオプランナーとして仕事をしていました。
ある日、机の上にポンッと書類の束と「1年で3m成長する木」と書かれたメモが置かれていました。

沖縄のモリンガ
私が植物にたずさわってきて、知っている成長の早い木でも、1年の成長は50cm〜1mくらい。
その3倍も成長するってどんな木なんだろう?
興味津々で資料を覗き込んでみるとワサビノキ科の「モリンガ」という植物名でした。
この時、初めて聞くモリンガという珍獣のような名前を早速ネットで調べまくりました。
するとこのモリンガは調べれば調べるほどすごい植物!
とにかく太陽が大好き!
直射日光があたるところでどんどん成長していきます。
原産国はインドやフィリピン。
その成長は本当に早くて、1年で5mくらいグングン成長。
そのまま放っておくと、木の太ささは30cm、高さは12mにまで成長するらしいんです。
その成長力に圧倒され、私は早速モリンガの種を購入して自宅で育て始めました。
とはいえ、私が住んでいる福知山は湿気の多い日本海側の気候…。
何度も失敗を繰り返しましたが、それでもモリンガはたくましく育ってくれます。
こうして育てているうちに、モリンガには成長の速さだけでなく、健康にも良い驚きの力があることに気づきました。
実際、インドの伝統医療アーユルヴェーダでは、300以上の病気を予防するとされる「メディカルハーブ」として、3,000年以上も前から重宝されてきたと伝えられています。


沖縄のモリンガ畑で遊ぶ娘
WHO(世界保健機関)は、モリンガを「緑のミルク」と呼び、発展途上国の栄養不足を改善するために植樹を推奨しています。(※1)
モリンガにはビタミンやミネラルが豊富に含まれ、人体に必要な必須アミノ酸をすべて摂取することができます。
さらに、ポリフェノールやGABA、食物繊維など、体にうれしい栄養素もバランスよく含まれています。
WFP(国連世界食糧計画)も、2007年にその栄養価の高さを評価し、「モリンガ」を支援食材として採用しました。(※2)
WFPは、食糧不足や災害で被災した国々に食の援助を行う国連の機関です。
これほど多くの栄養素を、ひとつの植物からバランスよく摂れるものは、モリンガ以外にないのではないでしょうか。
世界中で、体力の回復や免疫力の向上をサポートする「自然の力」として注目されています。
モリンガは「奇跡の木(ミラクルツリー)」「生命の木(ツリーオブライフ)」「母親の友(マルンガイ)」など、さまざまな愛称で呼ばれています。
なかでも私が一目置いたのは、「薬箱の木(メディスンボックスツリー)」という呼び名!
原産国のインドやフィリピンでは、昔から多くのママたちが家の軒下でモリンガを育て、スープや炊き込みご飯などに取り入れて家族の健康を守ってきました。
産後のママがモリンガを食べると母乳の出が良くなり、その母乳を飲んだ赤ちゃんはよく眠るとも言われています。
国際連合食糧農業機関(FAO)も、子どもの栄養改善のためにモリンガの利用を推奨しています。(※3)
また、モリンガには消炎効果があり、傷ややけどの治療にも使われてきました。
調べれば調べるほど、モリンガは本当に多才な植物。
料理や薬、さらには美容にも使えるなんて──。
「なんて優れた植物なんだろう!」と、私のモリンガ愛はどんどん深まっていきました。

(※1)【世界保健機関(WHO)】
(※2)【世界食糧計画(WFP)】
(※3)【国際連合食糧農業機関(FAO)】

モリンガ茶を飲む娘
46歳の時、新たな命を授かりました。いわゆる超高齢出産です。
無事に出産を終えたものの体力の回復は若いころのようにはいきません。
病院の先生からは「半年は回復にかかるから焦らないでね」と言われましたが、
赤ちゃんのお世話は待ってくれません。
そこで思い出したのが、以前から気になっていたモリンガ。
早速購入し、毎日モリンガ茶を飲み始めました。
すると、朝起きるだけで疲れていた身体がすっと軽くなり、少しずつではありますが、元気を取り戻していくのを感じました。
もちろん若いころのようにはいきませんが、今では主人や友人に「若返ったんじゃない?」と言われるほどに。
娘も小さいころからモリンガ茶を愛飲しています。
私たちはモリンガを栽培し、生活にも取り入れています。
そんなモリンガのいろいろな活用方法をご紹介します。

モリンガはお茶だけでなく、葉や茎、実、種まで、ほとんどの部分を食用にできるんです。
モリンガは、世界が注目するスーパーフードです。
スーパーフードと呼ばれる食材は、一般的な食材と比較して、特定の栄養成分が飛び抜けて多く含まれていたり、栄養価の高いものが「スーパーフード」と呼ばれています。
モリンガを食べる方法は主に、生葉(葉っぱ)・乾燥葉(茶葉)・パウダーの3つです。
生葉(葉っぱ)は、収穫してすぐか、すぐに冷凍したものでないと食べられません。
ですので、普段はなかなか食べる機会がないかもしれません。
でも、もし食べる機会に恵まれたら、それはラッキーです!ぜひ試してみてください。
個人的には、モリンガの生葉で作るてんぷらが本当に美味しいと思います。
次に乾燥葉。
モリンガ茶として飲むこともでき、長期保存も可能なので、日常的に手軽に栄養を摂れます。
私たちの商品「ひとふりもりんが」は、サラダにパラパラとかけて楽しむのもおすすめですし、お味噌汁にひとふりすると、生葉のような風味を感じながら召し上がっていただけます。
最後はパウダー。
スムージーやヨーグルト、味噌汁、炒め物など、さまざまな料理に混ぜるだけで、栄養をプラスできます。
こちらの記事でモリンガの生葉(葉っぱ)・乾燥葉(茶葉)・パウダーの美味しい食べ方・料理をご紹介しています。

モリンガは飲むことでも、手軽に栄養を取り入れられます。
最近では、モリンガと言えばお茶という形が定番になってきましたね。
パウダータイプなら、スムージーやジュースに混ぜてもおいしく飲めます。
味が気になる方は、少し薄めにして飲んだり、ハチミツや果汁でアレンジしたりするのもおすすめですね。
そんな中、私たちはモリンガを使って甘酒を麹屋さんと開発しました。
甘酒ですが、甘酒の感じがまったくしないのです。
「甘酒はちょっと…」とおっしゃる方ほど、「美味しい!」と言って喜んで購入してくださっています。
私たちは毎日、おちょこに一杯飲んでいます。
飲み始めてから、疲れ方が変わってきたなと感じています。
大切な方へのプレゼントに手軽においしく、体にも優しいモリンガ甘酒はいかがですか?
特に産後のママには、「自分のことを気遣ってくれている」と感じてもらえる、やさしい贈り物になると思います。
→ 【産後ママへのプレゼントに】体と心に寄り添う贈り物『モリンガ甘酒』

モリンガは、肌のお手入れにも活用できます。
豊富な栄養素が肌の調子を整える働きがあるため、スキンケアにもぴったりです。
最近では、化粧品にモリンガが使われることも多くなってきました。
私たちもモリンガを使って、スキンケアをしています。
普段使っているのは、モリンガオイルとモリンガ石鹸です。
モリンガオイルは洗顔後の保湿や、乾燥が気になる部分のケアに使っています。
手作りコスメの材料としてもモリンガオイルを使っています。
乾燥が気になる季節でもしっとりと肌を包み込むような使い心地が特徴です。


モリンガ石鹸は、お肌が弱い人にも使ってもらえる石鹸を目指し開発しました。
私が目指した石鹸は出来る限り原材料の種類を少なくしシンプルな石鹸であること。
私たちも使っていますが、洗い上がりがしっとりとして、肌はつっぱらずに過ごせています。
→ モリンガを使ってパパさんのようにお肌が弱くても使える石鹸を作りたい

→ 化粧水や美容液のポテンシャルを最大限に引き出してくれる洗顔

モリンガは、インテリアとしても胸キュンする可愛らしさがあります。
食べれば必要な栄養をバランスよくチャージできる、まさに万能の木です。
そうです!育てれば、生葉として食べることができますね。
観て楽しみ、食べて栄養補給もできる――そんなモリンガのある生活はいかがでしょうか?

温かい地域の植物ですが、寒い地域でも育てられるモリンガの栽培テクニックを紹介した記事もあります。

環境問題でよく耳にするCO2排出量。最近、気になり始めた方も多いのではないでしょうか。
モリンガはCO2を大量に吸収して空気をきれいにしてくれる、エコプランツでもあります。
国連や世界保健機関(WHO)では、極貧地域の人々の栄養補給と、地球規模のCO2削減の両面から、「ミラクルツリー(奇跡の木)モリンガ」の植樹を推奨しています。
モリンガは成長が早く、日に日に大きくなる姿と丸くて可愛い葉に癒されます。
時々摘んで食べれば、身体に必要な栄養も補給でき、室内で育てれば空気もきれいに。
まさに、心と身体の「薬箱の木」モリンガ。
お家で一鉢、モリンガを育ててみませんか?

沖縄のモリンガ畑の前で
植物関連の仕事をしてきて、これほど熱中した植物は初めてかもしれません。
スーパーフードという言葉と共にモリンガの知名度もどんどん上昇中です。
性別・年齢問わずモリンガは健康・美容・環境、あらゆる面でこれからも私たちを守ってくれる植物だと感じています。
濃縮したエキスタイプのモリンガ茶。
水に入れるだからとっても楽ちん!
しかも、個包装だからお出かけにも持っていけちゃいます!
主人も娘もこのお茶が一番好きみたい!
温かいモリンガ茶を飲みたい時には、茶葉タイプをティーバッグで煮出して飲んでほっこりしています。
ヒマラヤ山脈の南麓から伝わる奇跡の樹木モリンガ。
世界保健機関(WHO)も注目する、ミネラルや食物繊維、抗酸化物質など90種類以上の栄養素がギュッと詰まった植物です。
過酷な環境にも負けず育つその強さが、寒暖差の大きい奥京都・福知山の地にもよくなじみました。
これを『奥京都モリンガ』として、クレアース・ラボは栽培をしています。
私自身、心も身体も揺らいでいた時期にモリンガと出会い、大きな力をもらいました。
微生物の力を借り、自然の循環に助けられながら、奥京都モリンガは力強く育っています。
その恵みを、まっすぐあなたへ。
そして今、その恵みを日々の暮らしに生かせるよう、私たちは奥京都モリンガを使った商品づくりに取り組んでいます。

→ モリンガパウダー×ひよこ豆の変わり種手作りお味噌を作ってみました!


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