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ずっと書いてみたかった「奥京都モリンガ畑」のお話を、はじめてブログに綴ってみようと思います。
こんにちは!おちよです。
実はこれまで、Instagramには時々モリンガの成長の様子を載せていましたが、ちゃんと文章にまとめるのは初めてなんです。
モリンガ栽培の最初のスタートは、今とは別の場所。きれいな山の水が流れ込む本当に素敵な場所でした。
「ここでワサッと、風に揺れるモリンガが育ったら最高だなぁ」と、夢に胸をふくらませていました。
ポットの中ですくすくと育った苗たちを、いざ畑へ定植。最初は順調に見えました。でも――
おちよ最初の定植
日を追うごとに、下葉が枯れていく。
葉のまわりが黄色くなり、成長が止まってしまう。
奇形も多く、個体差も激しい。
「え?どうして…?」と頭を抱える日々。
原因は、まさかの “水” でした。
山の水が豊富すぎて、土の中に水分が多すぎたのです。
2年目はこの経験を活かして溝を掘ったりしたものの、なぜだか1年目よりも育ちが悪い。
しかもポット苗すら元気がない。
この時に初めて寒暖差のあるこの地域の栽培のむずかさを感じました。
それでも定植したモリンガが台風で倒れてしまっても、ど根性で成長する姿を見て夫婦で決断!
栽培場所を変えての再スタートになりました。
ど根性で成長するモリンガ
そして改めて選んだのが、義父の畑の端っこ。
でもそこも水がたまりやすく、正直あまり作物向きとは言えない場所でした。
そんな時に出会ったのが ”菌ちゃん農法” 。
高い畝を作り排水を考えたらできるかもしれないと必死で作った3畝。
初菌ちゃん農法
これから5年、10年と続けていける畝づくりを目指し、汗だくになって作った渾身の畝たち。
その甲斐あって、ついに! 初めての収穫にこぎつけることができました。
まだまだ個体差はありましたが、あのとき風に揺れるモリンガたちを見て、「またここから始めよう」と思えた瞬間でした。
1年目の奥京都モリンガ
「よし、今年はもっと育てるぞ!」と意気込んで迎えた2年目。
その矢先、義父の病気が発覚。
私たち夫婦は、自然と介護を中心とした日々に切り替わっていきました。
畑にかける時間はどうしても減ってしまい、せっかく整えた場所には、私よりも背の高い雑草が一面を覆っていました。
雑草が一面を覆ってしまったモリンガ畑
気がつけば、季節はもう秋。
頑張ってくれた義父を、私たちは静かに見送りました。
それでも、ほんの少しだけ、1年目よりも多く収穫ができたこと。
それは想像以上に、心に沁みる出来事でした。
2年目の収穫も終わり
思うようにいかない年もある。
でも、この経験を通して気づかされたのは、『心と身体の健康のバランス』がいかに大切かということ。
そんな時、そっと寄り添ってくれたのが、モリンガや精油たちでした。
植物の力が、心にふっと灯りをともしてくれる。
そんなことを深く実感する、忘れられない一年となりました。
今年は、義父の残してくれた畑をぜんぶモリンガ畑にする!
そんな想いで、春から【奥京都モリンガ一面計画】をスタート。
主人も耕運機を使いこなす姿が板についてきました。頼もしい!
土をつくり、マルチを張って、「さあ種をまこう」としたところで繰り返しの寒の戻り、種まきの時期に本当に悩みました。
でも、迷いながらも手を動かし続けて、ついに梅雨前には畑の準備が全部整いました。
そしてなんと、第2圃場も完成しました!
今は、並んだ畝たちを見つめながら、「今年の夏は、わさーっと風に靡くモリンガが見られるかな」なんてワクワクしています。
ただ、予想上に早く明けてしまった梅雨と予想上の高温。
雑草との戦いも幕を開けました。
0年目の失敗も、1年目の挑戦も、2年目の出来事も全部があって、今のモリンガ畑があります。
畑も私も、まだまだ成長途中。
これからも、自然と対話しながら、モリンガと共に歩んでいきたいと思います。
これからもちょくちょく畑の様子をお伝えしていきます
ヒマラヤ山脈の南麓から伝わる奇跡の樹木モリンガ。
世界保健機関(WHO)も注目する、ミネラルや食物繊維、抗酸化物質など90種類以上の栄養素がギュッと詰まった植物です。
過酷な環境にも負けず育つその強さが、寒暖差の大きい奥京都・福知山の地にもよくなじみました。
これを『奥京都モリンガ』として、クレアース・ラボは栽培をしています。
私自身、心も身体も揺らいでいた時期にモリンガと出会い、大きな力をもらいました。
微生物の力を借り、自然の循環に助けられながら、奥京都モリンガは力強く育っています。
その恵みを、まっすぐあなたへ。
そして今、その恵みを日々の暮らしに生かせるよう、私たちは奥京都モリンガを使った商品づくりに取り組んでいます。
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