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奥京都から届けたい。
寒暖の地で育つ、たくましいモリンガ
ごきげんよう♪ おちよです。
モリンガと聞くと、南国の植物というイメージが強いかもしれません。
実際に、インドやフィリピンでは1年中元気に育つモリンガ。
フィリピンのモリンガ
そんな熱帯原産の植物を、冬には雪が降る奥京都・福知山で育てられるの?
と驚かれることもしばしばです。
この地のモリンガは、春に種をまき、夏の強い日差しでグンと成長。
秋には刈り取りを行い、冬は根を休ませる「一年草扱い」で育てています。
一般的な南国モリンガとは育て方がまったく違う育て方です。
春の気温が安定しないと成長がスタートしにくいし、露路で栽培できる期間も限られています。
それでもここで露地栽培するメリットはあります。葉に太陽の力がしっかり入るため、香りや栄養価が高まりやすいのです。
また、微生物と共生して根がぐっと張り、1枚1枚の葉に甘味が加わり、食しやすいモリンガが育つからです。
モリンガを育てる中で、私が特にこだわっているのが微生物資材。特に惚れ込んでいる土壌微生物――それが、バチルス菌です。
小さくて見えないけれど、土の中で毎日大忙しに働いてくれている。まるでモリンガの “親友” のような存在。
実は、このバチルス菌が力を発揮するには、もう一つの影の立役者がいるんです。
それが、落ち葉に潜む糸状菌(カビの仲間)たちの存在です。
落ち葉をかき分けるとふわっと香る、あの森のにおい。
その中には、白い糸のような菌糸を伸ばす “糸状菌” がたくさん住んでいます。
これらは枯れた植物や木の枝などを分解して土に戻すリサイクルのプロ。
最近とっても話題になっている「菌ちゃん農法」という農法があるんですが、昔から伝わる炭素循環法という方法を吉田先生がわかりやすく扱いやすく広めてくださってます。
私も直接お会いして、とってもモリンガと相性がいいよって教えていただいたので、取り入れています。
一見すると、バチルス菌(細菌)と糸状菌(カビ)はまったく別のタイプの微生物ですが、お互いの活動が支え合っているんです。
つまり、糸状菌が森の落ち葉から土の基盤をつくり、バチルス菌がその上でモリンガを支える土壌の “治安” を守るという流れ。
このコンビネーションが、自然に近い豊かな土づくりのカギになるのです。
モリンガは根から「根圏分泌物(えき)」を出して、微生物たちに栄養をプレゼントしています。
そのお礼のように、バチルス菌や糸状菌はモリンガの成長をそっと支えてくれます。
私にとってバチルス菌は、ただの有用菌ではなく「土の中の相棒」。
そして、そのバチルス菌が元気でいてくれるには、落ち葉や枯れ枝を分解する糸状菌の存在が不可欠なんです。
だから私は、畑に落ち葉をそのまま還したり、完熟たい肥の中の菌たちの声にも耳を傾けています。
自然の中にある営みにちょっと手を添えるだけで、モリンガはぐんぐん育ってくれる。
そして大きく育ったモリンガは、収穫後は畑の中で肥料となって土作りに貢献しています。
この循環こそ私が “共に育てる” 農を選ぶ理由です。
耕運機大好き主人に畑を丁寧に耕してもらい、モリンガ栽培が始まります。
初夏には草の勢いが強くなりますが、地下茎にはしっかり養分を蓄え、夏の太陽に向かって成長する準備が進みます。
個体差による成長のばらつきが見られることもありますが、下葉は大きく順調に育っています。
夏の終わりには、どんな成長を見せてくれているか毎年楽しみです。
ヒマラヤ山脈の南麓から伝わる奇跡の樹木モリンガ。
世界保健機関(WHO)も注目する、ミネラルや食物繊維、抗酸化物質など90種類以上の栄養素がギュッと詰まった植物です。
過酷な環境にも負けず育つその強さが、寒暖差の大きい奥京都・福知山の地にもよくなじみました。
これを『奥京都モリンガ』として、クレアース・ラボは栽培をしています。
私自身、心も身体も揺らいでいた時期にモリンガと出会い、大きな力をもらいました。
微生物の力を借り、自然の循環に助けられながら、奥京都モリンガは力強く育っています。
その恵みを、まっすぐあなたへ。
そして今、その恵みを日々の暮らしに生かせるよう、私たちは奥京都モリンガを使った商品づくりに取り組んでいます。
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